この記事では、実際にレーシック手術を受けた私が、レーシック手術の流れに関してお伝えします。
手術当日はもちろん、手術日までの注意事項や、術後どんな検査があったのかを詳しくお伝えしますね。
レーシック手術当日までの流れ
レーシック手術を受ける当日までの流れとしては下記になります。
- 手術を受けるクリニックを選んで検査の予約
- 手術3日前〜当日はコンタクトの装着禁止で過ごす
それぞれ解説します。
レーシック手術を受けるクリニックを選んで検査の予約
まずは、レーシック手術を受けるクリニックを選んで検査の予約をします。
大手のクリニックではWeb上で予約を申し込み、折り返しの電話で確定になるパターンが多いです。
予約するクリニックを選ぶ際は、適用検査が無料or有料を必ず確認しておきましょう。
クリニックや病院によっては検査だけで数万円となることもあります。
全国に展開している大手のクリニックは下記になります。
私自身は品川近視クリニックを選びました。
検査も無料で、電話対応も丁寧だったので、最初から安心感がありました。
手術3日前〜当日はコンタクトの装着禁止で過ごす
検査当日に手術をする可能性があるのであれば、検査・手術当日前の3日間はコンタクトの装着ができないので要注意。
私は日帰りレーシックを希望していたので、検査・手術の3日前からはメガネのみで過ごしました。
コンタクトだけで過ごしている人は、視力が悪い状態で過ごすことになるので、この3日間は困るかもしれません。
食事やお酒、運動への制限はなかったので、コンタクトの装着以外については特に不便を感じることはないでしょう。
レーシック手術当日の流れ
レーシック手術をする当日の流れは下記の通り。
- 午前:検査・手術内容の説明
- 午後①:手術前の検査
- 午後②:レーシック手術
- 午後③:レーシック手術後の休憩と検診
それぞれ詳しくお伝えします。
午前:検査・手術内容の説明
まずは問診票を記入。
名前や住所などの個人情報に加え、希望する術式やこれまでのコンタクトレンズの使用状況などを記載しました。
その後はひたすら検査。
機材だけでも10種類ぐらいあり、下記のような項目をチェックしていました。
- 視力
- 眼圧
- 瞳孔の大きさ
- 角膜の厚さ
- 眼球の写真撮影
- 眼科医の検診 など
途中から何の検査をしているかわからくなるほど、検査があります。
かかった時間はおよそ90分。目の検査だけでこんなに長時間調べられるのは初めての経験だったので新鮮でした。
検査後は、受ける手術内容の確認と説明。
レーシックはもちろん、ICL(眼内コンタクトレンズ)の魅力についても伝えられます。
近視の状態や角膜の厚さによっては、レーシックができず、ICLだけが可能となるパターンも多いようです。
予算や手術内容のメリット・デメリットを踏まえて、レーシックかICLか選ぶといいでしょう。
午後①:手術前の検査・手術
手術は午後からになるので、いったん病院の外に出ていいですよとのこと。
私は14時半ごろに戻ってきてくださいと言われたので、クリニックの近くでランチ&カフェを楽しんで休憩していました。
食事制限などもないので、自由にしておくといいでしょう。
手術前にはもう一度検査があり、数種類の目薬を差され、瞳孔が小さくなるのを待ちました。
瞳孔がなかなか小さくならなかったのか、20〜30分おきにチェック&目薬を繰り返すことに…
午後②:レーシック手術
手術前の控え室に案内されると、点眼で麻酔をされます。
通常の目薬同様に少し染みるくらいで、痛みはないです。
手術室が開いたら、手術台へ。
注意点として、セッティングされたら身体と視線を動かさないように言われます。
手術中のポイントとしては下記の通り。
- 点滅している緑色の光をずっと見ておく
- まぶたを閉じないように器具が装着される
- 目は開きっぱなしだが、こまめに点眼されるので乾燥はしない
- だんだんと見えなくなりますと言われ、本当に見えなくなる
- 目をいじられているが、何をされているかはわからない
- 手術は両目10分程度で終了
緊張感はありましたが、手術時間が短く、痛みも全くないので、心身ともに負担はほぼなかったです。
午後③:レーシック手術後の休憩と検診
手術を終えた後は、隣にある控え室で20〜30分程度安静に休憩するように言われます。
手術を受けた人が順番に出ていくので、案内もスムーズ。
手術を受けたあとは、視界に白いもやみたいなのがかかっていましたが、時間が経つにつれて解消していきました。
時間になったら看護師さんが迎えにきてくれて、医師の検診になります。
眼球の状態をチェックされすぐに終了。そのまま荷物を取って帰宅になります。
手術後、当日にやること
手術を受けたあとは、眼を保護するために下記のようなゴーグルをつけて帰ります。
少し恥ずかしいですが、帰宅するまでの我慢です。
帰宅後は3種類の目薬を一時間に一回差します。(起きている時間のみ)
痛みがある場合は、上記以外にいただく痛み止めの目薬を差すように言われます。
私自身、夕方の帰宅後4時間ぐらいはずっと涙が止まらず。。。痛みもあったのですが、痛み止めの目薬を一度差したことで楽になりました。
寝る際は自分で目をこすらないようにと、プラスチック製の眼帯をつけます。
これは一週間つける必要があるので、大事に取っておきましょう。
レーシック手術の翌日〜一週間後までの流れ
手術翌日は朝から検査へ
レーシック手術をした翌日には検査へ行きます。
起床した際にはすでに視力が回復し、くっきり見えるので驚き。
検査では視力検査のほか、医師の検診があります。(私自身は視力が0.04→1.5に回復していました。)
一時間おきに差していた目薬も、一日5回になります。
手術一週間後にも検査へ
手術から一週間後にも検診へ。
内容は手術翌日の検査と同じで、視力検査&医師の検診でした。
特に問題はなく、処方された3種類の目薬はなくなるまで差してくださいと言われて終了。
待ち時間含めて20分ぐらいで終了しました。
レーシック手術後3ヶ月後にも検診あり
レーシック手術を受けてから3ヶ月後に最後の検診があります。
簡単な眼圧の検査や視力検査が行われ、医師の検診でした。
視力も目の状態も特に問題がなかったので、定期検診は終わりに。
ただ気になることや異常があれば、また予約して来てくださいと言われました。
レーシック手術から2年たったいま
レーシックを受けて2年ほど経過しましたが、視力もそのままキープしており、快適な毎日を送っています。
コンタクトはもちろんメガネともおさらばし、つけ外しの手間もなくなったので、レーシックをやってよかったなと思います。
レーシックにかかった費用やデメリットについては、下記の記事で詳しくお伝えしているので参考にしてください。
レーシック手術の流れのまとめ
レーシック手術の流れについてのまとめです。
簡単に要約すると下記の通り。
- 手術3日前からコンタクトの装着ができない
- 日帰りレーシックの場合、朝は検査、午後手術
- 術後の検診は翌日・一週間後・三ヶ月後の3回
日帰りレーシックであれば時間をかけずに、効率的に進めることができたなという印象です。
私自身は品川近視クリニックで手術をしたので、これまで書いたような流れになりましたが、他のクリニックでは少し違う流れになるかもしれません。
もし、レーシックについて少しでも気になることや不安があれば、各クリニックや眼科が開催している無料相談会やカウンセリングを利用してみるのがおすすめ。
手術内容や費用についても教えてくれるので、疑問をぶつけてみるといいでしょう。